イッツーです。
実は、恥ずかしながら自分も1年くらい引きこもっていた経験があるんですね。
そんななかで思ったことや、そこから抜け出して変わるためにやっていたことなどがありました。
「自分のこの体験談が今回多くの人の役に立つのではないか」
と思い、パソコンのキーボードをたたいています。
この記事を通して、引きこもることがその人に対してどのような意味をあらわしているのか、対策法もあげていこうと思います。
参考程度に見ていただければ幸いです。
自分が引きこもりになった理由
2018年5月1日、イッツー引きこもり開始記念日です。2019年5月1日まで約1年間ほどほとんど家で過ごしました。
その昨日は、不動産のパート事務を退職した日。
何度も色々な会社に面接を受けてようやく使用期間というチャンスを得られたのに、2カ月間で実質クビを言い渡された日だった。
その時は、雇用されて働くことや世の中、人間関係がいやになり、自分のダメなところ、それを誰にも見せたくないという気持ちが最も大きくになった日です。
「こんな姿、誰にも見られたくない」
「誰かに見られて、変なうわさでも流されて笑われたらどうしよう」
そんな恐怖がいつの間にか付きまとうようになった。
自分の能力のなさは確かにわかっていたつもりだった。だけど、こうあっさりと世の中からはぶかれるなんて思ってもみなかったからだ。
ただ、その時はプライドというものはつぶされ、心身の疲労が大きくなりすぎた。そこから張り詰めた糸が切れたように引きこもり始めた。
世間体からの批難や人から笑われるのを避けたいというのがイッツーが引きこもり始めた理由だった。
人のアドバイスが受け入れられない日々
1カ月ほど引きこもったときに父親からこう言われた。
「いつまで家にいるの?早く働かなきゃだめだよ」
そんなことは百も承知だった。お金が無くなる恐怖くらい少しずつ感じはじめていたからだ。
ただ、決断できないのだ。行動しようとすると、無意識に心が行動を止めるのだ。
「わかっている。だけどいまさら、人間関係を構築できる自信がないし、自分にできる仕事なんかありはしない」
そんなことを言っている間に3カ月が過ぎた。
このままではいかん!!
お金の問題が出てきたとき「このままではいけない」と行動しはじめた。
ここでやったことが「小さなことから始める」ことだった。
まずは、自分の現在の状況を知ることから始めた。その中でわかったのは…
「世間体を気にしすぎて行動できていない」
「具体的に次自分のやりたいことが定まっていない」
という2点だった。
これが分かったとき思ったのが…
「やりたいことがなければ作ればいいじゃないか」と思いました。
そこで、やりたいことを決めて、計画を書き出した。
そして、1番簡単なことから始めました。
それは、食事の際に「いただきます」「ごちそうさま」を言う事です。
まずは、1人で食事するとき、慣れたら家族の前で、小さなことですが達成するごとに嬉しくなっている自分に気づくのです。
「次、どんなことに取り組もうか」と考えるのが楽しみになりました。
後は、これを反復していきました。
そして、元の習慣に戻した後で、やりたいことに取り組んでいって、1年後にいつの間にか、引きこもる習慣からやりたいことに取り組める習慣に戻していったのです。
どういった流れの行動をしたか
自分がやった行動をまとめてみました。
①自分がやりたいことと自分の自信を取り戻すための目標設定。
②簡単で小さな目標から達成することで、自信を徐々につけていった。
③元の習慣まで戻したら、やりたいことに取り組みはじめた。
人が行動しなくなる時を考えたとき…
「未来への見通しが立たないとき、自分のやることに自信が持てなくなったとき、楽しみをみいだせないとき」の3つだとわかりました。
やりたいことと目標設定で未来の見通しを作り、小さな目標を立ててクリアしていくごとに自分をほめることで自信を回復させました。
そして、普段の習慣に戻った後で、やりたいことに取り組むことで楽しみをみいだしたという流れです。
「自信がなくなったら、作り直せばいい」
この実体験で得た教訓です。
引きこもっている人にしたほうが良いと思う事
それは、その人に役割や目的、感謝を与えることです。
最初は、テーブルをふいてもらうということからでもいいと思います。
そして、ありがとうとほめたり感謝を伝えたりすると良いです。
人ってほめられると悪い気はしないですし、自分の役割ができるとそれ以上にやる気が出てきています。
まずは、うちに引っ込んでいたその人の行動力を少しずつ呼び覚ますことから始めると良いのかなと思います。
引きこもっている人にしてはいけないと思う事
それは、その人に対して、人格を否定するような態度や言動をすることです。これをすると、99.99パーセント行動しなくなると思います。
「存在価値がないと思い込ませてるのと何も変わらないからです」
引きこもっている人はほとんどの場合、やる気がないわけではなく、心が傷つき、もともとあった自信や習慣を徐々に失っているだけなのです。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか。
自分の体験談をベースにどういった行動をしたのか、どのような仕組み、意味があるのか、そしてその時のやってはいけない対応を自分が思ったこととしてまとめてみました。
そのおかげで、今となっては自ら積極的に行動できるようになりました。
この記事がほんの少しでも参考になれば幸いです。今後もユーザーファースト、Googleファーストな記事が書き続けられればと思います。
また、次回の記事の冒頭でお会いしましょう。
この記事を書いた人